活動内容

研究会では、会員の方々のために、次の活動を行っています。

■啓発普及活動  
  住まいは、暮らしの場=人生を送る場であると述べましたが、悔いのない住まいづくりや人生設計を行うためには、人の真似事ではなく、ご自分流のライフスタイルに基づく考え方を、確立されることがベストだと考えます。加えて述べますなら、人生のエンディングまでをも意識しておきたいものです。
  住まいも人生も、自分流に個性的でありたいと思われませんか?流行りに流されない、お仕着せではない、ましてやマスプロは厭だと…。厳しいことを申し上げるようですが、そのためには学び知ることが必要だと考えます。今ではネットを通じて相当なレベルまで知ることができます。
  研究会では、人生を改めて見直す意味を込めて「リ・ライフ」セミナーと言う名称のもとに、会員の方々にセミナーや見学会を開催し、住まいづくりの基礎知識を学び、そこで営まれる暮らしの質を深めていただくために伝統文化や生活文化の根源を学ぶ機会を設けています。強くご参加をお勧めする次第です。

■部会活動  
「住空間を考える会」
     経験豊かな建築士集団の集いです。建築セミナーの開催、新築や建替事例の見学を基に、基本性能に関わる啓発活動を推進しています。併せて、具体的な住まいづくりの相談や提案・助言も行っています。
  近年は、「住空間を考える会」の活動の一環として、研究会に住まいづくりのプロデュース&サポートを託された会員方に向け「住まいのセカンドオピニオン制」と「安心・安全パトロール」の活動も自発的に行っています。

「生活文化を学ぶ会」
     日々の暮らしを充実させ、ゆたかな心ですてきな人生を送る…。言葉にすれば簡単なようですが、生活や暮らしの文化を学び、感性のセンスアップに努めることは、意識していてもなかなか難しいことです。
  そこで、研究会では「生活文化を学ぶ会」の活動として、遺跡・史跡・旧跡の見学、伝統工芸・芸術・芸能の見学、生活周辺の道具や素材の探究など、生活文化の向上への機会を設けています。
  加えて、陶芸家・画家・園芸家・木工家などの作家や多様なアーティスト集団と、会員方が知的で刺激的な会話を交わせる場も設けています。
  ご家庭に取って独自の家風を築くことは、人格の形成にも影響を来たします。大いに努力していただきたい所以であります。

「匠びとの会」
     一生を送る建物は、インスタントであったり、画一的であったりしてはなりません。住まれる方の生き様や個性が輝くべきだと考えます。
  研究会に登録された、優れた工務店と住宅部材メーカーは、互いに集い、住まいに関わる情報や技術を交換し、切磋琢磨しながら会員の方々に向けて啓発活動を行っています。
  以下は、ある年度に行われた研修会の内容です。ご参考にしていただきたいと思います。
1. 主 催 暮らし方研究会・匠びとの会
2. 名 称 暮らし方研究会「匠びと教室」(修了証を発行)
3. 実施要項
1) 参加資格 暮らし方研究会会員工務店
2) 参加対象 工務店経営者、工務店後継予定者
3) 参加年齢 満49歳以下
4) 募集人員 定員30名(定員になり次第締め切り)
5) 期  間 平成16年4月〜平成17年3月(開催日時は都度事前に連絡)
6) 回  数 合計8回(最終回では反省会を兼ね食事会を開催)
7) 費  用 30,000円(最終回の食事会費は別途)
8) 会  場 都度、事前に連絡。

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4. 研修カリキュラム
各研修とも平日の早朝に行い、1回約90分間とします。教程により時間帯が異なる場合もあります。

1 第1教程「行政指導と市場動向から工務店の未来を探る」
  内 容: 行政指導と市場動向を把握し、厳しい環境を生き残る本質的な事業継続の道を探ります。

2 第2教程「私達は生活者と夢を共有することが仕事です」
  内 容: 生活者は大金を払って夢の実現を願っています。基本の第一歩は夢を共有することです。

3 第3教程「生活者と楽しく接し仲間意識を育む具体的な方法」
  内 容: 希望・予算・我が儘など、複雑な関係を上手に接して現場処理の不備やトラブルを積極的に防止することが大切です。

4 第4教程「建築家と楽しく接する方法」
  内 容: 建築家はスーパーマンではありません。工務店が持つアイディアが勝る場合もあります。
また、施主との間に挟まれる役割も負っています。楽しく接することがキーワードです。

5 第5教程「現場は見られている=現場は自社の看板だと言えます」
  内 容: 現場を見ているのは施主だけではありません。周囲総ての目が評価を下しています。
地道なアピールが次の施主を育みます。

6 第6教程「現場実習に学ぶ工務店のあるべき道」
  内 容: 現場に赴き、他社の現場と比較した後、課題と対策を探ります。

7 第7教程「下請・仕入業者は敵にも味方にも…現在の接し方は?」
  内 容: 下請けや仕入業者に接する態度如何で利益確保の道も開け、気持ちの良い現場にも成ります。ピンチを救われた経験はありますか?

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第8教程「反省して決意を表明しょう!」
  内 容: 各人各様に何を学んだか、実行してみてどうだったか、今後の自己革新は何処へ向かうのか?
意識面・行動面について自己革新のポイントの発表を行います。
グループ内で各自 5分程度(約30分)。
グループ代表者はまとめを発表、質疑応答(30分)。
全員で決意表明(約30分)。
 
※講師敬称省略。
※講師の変更は都度事前にご連絡します。
※お問い合わせ・申し込みは事務局まで願います。

詳しくは事務局まで。ask@kurashikata.gr.jp

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■倶楽部会活動  

「先輩会員の倶楽部」
     研究会が、住まいづくりを「プロデュース&サポート」で支援させていただいた会員方の倶楽部です。暮らしの質を大切にされる倶楽部の方々は、現在もセミナーや見学会に参加され、暮らしの達人、人生の達人、真の自由人を目指して努力されています。是非、交流の機会に素晴らしい知恵と体験を共有されては如何でしょう。
  また、先輩会員の倶楽部の方々が現在お住まいの家を、「熟年の暮らす家」「二世代〜三世代の家」「ヤングファミリーの家」のジャンルに分けて掲載させてもらいました。きっと貴方が望まれる暮らしに合致する事例が見つかると思います。仔細にご覧ください。
「顧問倶楽部」
     顧問倶楽部のメンバーは、現在、各々の専門分野で現役として活躍され、且つ、人生経験豊かな方々が在籍されています。研究会では、先達もしくは先輩の立場から様々なお世話をいただいています。
  住まいや暮らしに関わる考え方や、専門分野のエッセンスや人生論などの蘊蓄には、きっと眼から鱗のヒントがあることでしょう。専任相談員を兼ねる方もおられ、心強い理解者になっていただけると思います。


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