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今回は少し趣向を変えて研究会の一般会員の方に講師をお願いし、参加されている会員主体型セミナーとして万博記念公園駅に近い大阪ガスの生活誕生館ディリパ1階料理教室に於いて開催され、シフォンケーキと苺クレープ作りを楽しみました。
講師は一般会員で日頃から美味しい料理作りを研究されている中本洋子さんです。実は一年前に京都府南山城村の山小屋セミナーで手作りシフォンケーキを焼いて差し入れしていただき参加者で食べたのですが、とても美味しくてそのしっとりフワフワ感のケーキの作り方を教えてもらいたいとのお願いに応えていただき今回の料理セミナーとなった次第です。
会場の大阪ガス生活誕生館ディリパはガスでできる「安心・快適・便利」を見て、ふれて、体感、そして相談できる住まいのショールームで、アイランド型のシステムキッチンが備えられたクッキング体感ルームでさっそく講習会が始まりました。
講師の中本さんのレシピはとても詳しくて参加者にとって分かりやすく、お手本のデモンストレーションをしながら「メレンゲのヒント」を教えていただきました。参加者は熱心にメモをして、いよいよケーキ作りです。A班は丹波産の黒豆を使った"黒豆シフォンケーキ"から、B班は講師お手製の苺ソースを使って"苺のクレープ"を作り始めました。
「カシャカシャ…。」と泡だて器を使ってメレンゲを作っているとみんな顔が真剣そのもの。だんだんと笑顔がなくなっていきます。「ふー、結構大変!あなたもしんどい?私だけではないんやね…。もう一頑張りー!先生〜。これでいいですか?」と声があちこちから講師にかかり、「もう少しですね、メレンゲを上に持ち上げた時、先が少し下を向く程度まで…。でも、泡立て過ぎないように。」と走り回られていました。参加者に笑顔がようやく出てきたころ、型にケーキの生地と黒豆を三層に分け入れてケーキ型の底を軽くトントンとたたいて生地の中の気泡を抜きます。大阪ガスのオーブンレンジで170度に設定して待つこと30分強。甘い香ばしい香りが教室に漂ってきました。「私たちのは上手く出来ているかしら…。」大丈夫でした。全員のケーキは薄いブラウンにふんわり膨れて焼きあがっていました。続いてA班はシフォンケーキの次にクレープを、B班はクレープを焼いた後にシフォンケーキを作り、調理器具を洗って席に着き、早速作った苺クレープでティータイムです。「この苺ソース、風味が良くてとても美味しい!」と声が聞こえ、話が弾みました。この時期に美味しい苺を入手するのは大変だったと思いますが美味しくいただくことが出来ました。
ディリパ館内を見学し、ガスの魅力も勉強してセミナー終了の頃には軽い腕の疲れと家に帰ってからのワクワク感でセミナーを終えることが出来ました。講師の中本さん、大阪ガスのスタッフの皆さん、準備の段階からほんとうにありがとうございました。
<追伸>持ち帰って、シフォンケーキをいただきましたが「ふんわ…ふわ」「黒豆の甘味がシフォンの生地と最高!」「美味しいからお店を開けるよ。」と子供たちから絶賛の言葉が…。とても美味しくて幸せな甘さでしたよ。
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文/高藤正道
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