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長谷の棚田 |
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高橋さんの畑でジャガイモ堀り |
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大野山では紫陽花が満開 |
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茹でたジャガイモを食す |
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近くの八坂神社で記念撮影 |
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お土産のジャガイモ |
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初夏の緩やかな山並みと森に抱かれて、誰もが心に描く故郷の風景と懐かしい田舎の味わいが体験できたセミナーでした。
さて、車で15分程の距離を、日本の棚田100選に選ばれた「長谷の棚田(大阪府豊能郡能勢町)」に向けて爽快に走らせるはずが…私の車と後続車がはぐれてしまい、皆さんに後れを取ってしまいました。お陰でほとんどの景色が車内からの観賞となってしまいました。
しかし、車窓から見上げる景色は、幾重にも重なる緑が美しい棚田と石垣、其処此処に点在する茅葺の民家。その素朴な里山を目にした瞬間、まるで時間が止まったような錯覚を覚えました。
私と同乗いただいた方、後続車の皆さん、すみませんでした!次回、機会があれば四季毎の風景も、是非、お楽しみください。
次の待ち合わせ場所で皆さんと合流した後「高橋さんの畑」で、今回のテーマでもあるジャガイモ堀です。
高橋さんは宝塚にお住まいの元商社マン。退職後に大野山山麓に畑を借り、自然の息吹と恵みを満喫されています。自宅からはかなりの距離になるにも関わらず…。「車で来る道中の景色がとても良くて、ドライブを楽しんでいます」(いゃ〜あ、感服です!)。
畑ではご夫妻で色々な作物を育てておられ、品種や土壌のことなど様々なことを教えていただきながら、炎天の下、皆さん汗だくでジャガイモ堀とインゲン豆の収穫に一心不乱でした。暑さの中にあっても畑の横を流れる農水路の水は、とても冷たく手を浸すだけで爽やかな気持ちになれました。
さて、次は大野山に向かいます。道中は急こう配で道幅も狭いのですが、一方通行のため対向車が来ないのが助かりました。
山頂には天文台や巨大な電波塔が立ち、またキャンプ場として炊事場やトイレが完備しており、既に多くの方々で賑っていました。7月3日・4日には紫陽花祭りが行われた…とのことで、見頃を迎えた紫陽花一万六千株が群をなすさまは、美しさの中にも心を突き動かせる迫力がありました。
少しの時間、山頂での散策をしていただいている間に、調理(とは言っても茹でるだけですが)も完了し、ようやく皆で一息ついた次第です。まだ、陽は高いのですが山頂では涼風もあり、木陰で茹で上がったジャガイモを前に皆さんの会話も大いに弾みました。
たった今、皆さんと収穫した物をいただける喜びと満足感、そして食材の本来の味、ご感想は如何でしたか?ちなみに調味料は津島さんのこだわりのオリーブオイルとバター、そして岩塩でした。
最後に、八坂神社で参拝、記念撮影を終え、帰路につきました。
今回は、お昼からのセミナーでしたが、丸一日以上の充足感を得たような気持ちになりました。「やまぼうし」さん、ご協力ありがとうございました!高橋さん、畑の作物を頂戴しありがとうございました!
皆さん、今日は暑い中、本当にお疲れさまでした!お土産のジャガイモは如何でしたか?またお会いしたらご感想などをお聞かせください。
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文/ 斎木尚樹
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