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乗船 |
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海外からの留学生も参加 |
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関西国際空港連絡橋が見えます |
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カゴ漁 |
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パイレーツ・オブ・カリビアンの蛸船長? |
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刺し網漁 |
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記念撮影 |
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「こうべ」「たこ」など釣り上げた獲物を いただきます |
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今回は、大阪府のほぼ最西南端に位置し、関西国際空港の対岸の街、泉南郡田尻町を訪ねました。田尻町はその総てを大阪湾に接し、古来より漁業が盛んで活気に満ちた街です。近年は海上に建設された関西新空港の開港に伴い、歴史とモダニズム溢れる街へと変身しました。
セミナー会場の田尻漁港は、空港へ渡るスカイゲートブリッジの付け根に位置し、橋の威容や空港への飛行機の発着が眺められる立地にあります。漁業と海洋リクレーションの拠点として、ヨットクラブやレストランのほか、売店や人気の日曜朝市が開催されます。この日もたくさんの人々で賑わっていました。
12時にエプロン・長靴・ライフジャケットで準備を整え、いよいよ漁船に乗り込み体験漁業への出発です。晴天で海上はおだやかです。すぐに巨大な関西国際空港連絡橋の威容が目の当りに見えてきました。
やがて、前日に仕掛けておいた目印のある場所に到着。海底に沈めたカゴを引き上げます。たこが一匹・二匹・三匹と全部で八匹、大漁です。更に、もう一カ所の刺し網を仕掛けた場所へ…。漁師さんと一緒に引き上げていきます。獲物が入っているかドキドキです。こうべ(かわはぎ)・あなご等、これも大漁でした。
帰路、飛行機を真下から眺めたいと、空港間近まで行きましたが、タイミングが合いませんでした。残念でしたが、漁師さんにこうべの皮はぎを教わり、船上でBBQでいただく準備を始めます。20匹以上はありそうでした。
約90分のクルージングを終え、帰港後は、お待ちかねのバーベキューの時間です。田尻海洋交流センターさんに用意いただいた、新鮮な材料に加えて今獲ってきたばかりの魚介類も、てんぷらや煮つけに料理していただきました。
獲れ獲れの超新鮮な海鮮主体のBBQ、ワイワイ言いながら、大変美味しくいただきました。
天候にも恵まれ、貴重な体験を楽しんだ嬉しい一日となりました
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文/新井律子
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