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森の小道 |
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アケボノソウ |
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すすき畑 |
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記念撮影 |
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消火設備 |
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かやぶきの里での写真スポット |
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美山民俗資料館
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今回は、南丹市美山観光まちづくり協会の「美山かやぶきの里散策&森のおさんぽツアー」に参加いたしました 午前9時30分に京都駅八条口から貸切バスを利用し、美山へ向かいました。 美山町自然文化村の河鹿荘にて、美山産の京地どりを使用した鍋御膳のランチを楽しんだ後、地元のネイチャーガイドさんと共に美山かやぶきの里へ続く森の小道を散策しました。約2kmの散策コースでは、ベニバラボロギク、ノコンギク、アケボノソウ、ゲンノショウコなど、初めて見る野の花々との出会いを楽しみました。また、屋根の葺き替えに使用するすすき畑も通過しました。素晴らしい天候の中、汗をかきながら約1時間30分で「かやぶきの里」に到着し、白いそばの花と季節外れの赤い彼岸花が私たちを迎えてくれました。
美山かやぶきの里は、日本の原風景を体験できる人気のスポットであり、江戸から明治時代(約230〜150年前)に建てられた「北山型民家入母屋造り」の茅葺き民家が現存する町並みが広がっています。かやぶきの里には39棟の茅葺き屋根が残っており、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。 かやぶきの里では、地元のガイドさんによる「一斉放水点検」に使用する消火設備や、かやぶき屋根の頂部にある千木と雪割りについての説明を受けました。また、集落を東西に貫く鯖街道についても教えていただきました。さらに、里内にある「稲荷神社」にご案内いただきました。稲荷神社は樹齢400年を超えるトチの木を守るためか、参拝者が歩く参道は柵が設けられていました。 ガイドツアーの後には美山民俗資料館を訪れ、かやぶき屋根の屋根裏や生活道具、農機具など、農山村の生活に関する展示を見学し、懐かしさを感じました。
地元を深く愛する三人のガイドさんの案内で美山を巡ることができ、バスの中では美山での生活について非常に興味深い話を伺いました。 たいへん楽しい有意義な時間を過ごすことができました。感謝申し上げます。 |
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文/新井律子
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