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| 「旧ハッサム住宅」前で記念撮影 |
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| 「旧ハッサム住宅」内部 |
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| 「旧ハッサム住宅」落下した煙突 |
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| 日本庭園 |
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| 神戸ポートタワー前で記念撮影 |
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| 神戸ポートタワーからの景色 |
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| 「ロイヤルプリンセス」 |
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今回は、神戸にある日本庭園「相楽園」の総ケヤキ造りの正門で集合し、「旧ハッサム住宅」の見学、庭園の散策、神戸ポートタワー、神戸ベイクルーズを楽しみました。 「相楽園」は、神戸の実業家・小寺泰次郎が明治末期に完成させた邸宅庭園で、「蘇鉄園」として知られ、昭和16年に神戸市によって「相楽園」として一般に公開されました。 まず最初に、その日が公開日であった「旧ハッサム住宅」を見学しました。この住宅は、インド系イギリス人貿易商のK.ハッサム氏が1902年(明治35年)に自宅として建設したものです。かつては中央区北野町2丁目の高台に位置し、現在のラインの館の北側にありましたが、昭和38年に移築されました。広大な日本庭園を望む南側のベランダは、1階がアーケード式、2階がコロネード式で、邸宅の外観上の特徴となっています。阪神・淡路大震災では、煉瓦積みの煙突が室内配膳室に落下する被害があり、落下した煙突は入口前に展示されていました。華やかで贅沢な内部に魅了されました。 次に、庭園を見て回りました。庭園は、飛石や石橋を渡り、流れや滝石組など深山幽谷の景観を楽しむことができる池泉回遊式の日本庭園です。庭園内にある船屋形は、江戸時代に姫路藩主が河川での遊覧用に使用していた川御座船です。居室にあたる屋形部分は1980年に相楽園内に移築され、保存されています。内部には入れませんが、金箔を施した金具や漆塗りの華麗な造りを近くで見ることができました。 ポートタワーに向かいます。震災を耐え抜き、復興のシンボルとなった神戸ポートタワーは、2014年に国登録有形文化財に登録され、2023年12月に耐震・改修工事を終えました。新しいタワーのコンセプトは「Brilliance赫き-(かがやき)」であり、タワーの赤色と神戸の街や市民を優しく照らし続ける姿を表現しています。空中回廊は、ガラスに囲まれたデッキとなり、100mの高さから神戸の海、山、空、街を360°見渡すことができ、神戸の景色を心行くまで楽しむことができました。 次に、「ロイヤルプリンセス」に乗船しました。神戸ベイクルーズのロイヤルプリンセスは、神戸港のウォーターフロントを周遊する遊覧船です。航路は神戸大橋~新港~ポートアイランド~神戸空港~和田岬沖を巡り、45分間風と潮の香を楽しみました。
雨を心配しましたが、何とかお天気にも恵まれ、神戸を満喫しました。素敵な庭とポートタワー、クルージング船から見る神戸の風景を楽しみ、ゆったりとした時間を過ごしました。お疲れ様でした。 |
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文/新井律子
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