暮らし方研究会

		設計部会行事として、「西ノ京の家=狭小地都市型3階建新居」の見学会がおこなわれました。午前の部と午後の部にわかれて、延べ70名の会員の皆様が集まり、熱心に建築家の説明に聞きいりました。格子戸から中庭に入った時の印象、2階リビングの壁一杯に中庭に面してあけられた開口部、ご主人の書斎へと渡るウッドデッキ、夜になると螺旋階段が浮かびあがる照明計画などなど。新しい価値観による若いお二人の新居、どのような暮らし方をされるのか、2〜3年して是非もう一度お訪ねしたい素敵なお家でした。 ●主婦の友社刊「はじめての家づくりBOOK No14」160ページ~特別寄稿『京の町家が語る暮らしの技・3人の建築家からの提案』も参考にご覧ください。
		文/新井律子

DATA

鉄筋コンクリート造
3階建て

2階リビングから書斎を見る


セミナー風景

道路沿いの格子戸から建物の奥深くまで抜ける視線、和室から土間に腰をおろして見る中庭、リビングスペースから外部テラスを通って書斎へと向かう空間体験など、かつて京町家で味わうことのできた自然と密着した生活を、装飾を極力排除したシンプルなデザインの現代住宅で再現できないかと考えた。

造・建築空間研究所
赤塚史明

フリーダイヤル：0120-11-6584（いい　老後やし！）　FAX：06-6356-7225