暮らし方研究会 先輩会員の倶楽部の「姫路市 Oさん宅」を訪問しました。
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「姫路市 Oさん宅」の詳細はこちら |
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今回は、研究会のお手伝いで素敵な住宅を実現され5年目を迎えられたOさん宅を訪問して暮らしと住まい心地についてお話をうかがいました。
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── こんにちは、お変わりありませんか?
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「元気に過ごしています。ただ、廻りに家が建ち始めて2階からお城の下の部分が少し見えなくなってきました。でも上の屋根裏部屋からは見えるのでホットしています。」
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── “白鷺城を臨む家”が建設時のテーマだっただけに素晴らしい眺めですから、私もホットしました。
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「我が家はさわやかな風が抜けて気持ちが良いんです。風も抜けますし、音も良く聞こえますよ(笑)。」
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「一番にテーマとしてお願いしていた、お城を眺めながら暮らす家で心地よく暮らせています。」
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※2階の居間で笑顔の奥様も同席していただいて、さらにお話をうかがいました。
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── そもそも暮らし方研究会との出逢いは?
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「私はお付き合いは長いんですよ。あれは平成4年だったかな・・・暮らし方研究会発足の記念講演会に参加させていただいてクロード・チアリさんの住宅の話や顧問の竹森院長先生の食の話を聞いていたんですよ。」
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── 長いお付き合いになりますね。
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「出会ってもう13年ですか。でも仕事のことや色々あって数年はセミナーにも行けなかったり、中断もありましたが・・・、7年ほど前から2年ほどかけて住宅相談をしながら希望の家を造ることが出来ました。」
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「7年前の暮らし方研究会の伊賀の野焼き陶器造りセミナーでいよいよ家を考えるようになって、建築見学セミナーにも参加させてもらって勉強したんです。10年程前の滋賀県マキノの別荘での美味しいBBQセミナーも・・・(笑)。」
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「それと暮らし方研究会の暮らし方と言う言葉が気に入って、ずーっと興味を持って見ていました。」
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── 我が家の設計から工事にかけて不安とか不満とかありましたか?
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「図面というのはなかなか素人には理解しにくくて、たまたま私は図面が解る方なんですけど、事前にこれで良いのか?これが女性には難しいと思います。
設計事務所で模型を造ってもらってある程度解かりますがね。何が大事か・・・の優先順位が大切やったですね。広い開口からの景色を優先しましたけど・・・。」
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「冬は暖かいですよ。陽射しが入って良いです。夏は暑いけど・・・(笑)。
でも、風が良く入って気持ちがいいです。」
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「設計が固まってからは大きな変更は無かったと思います。少し現場を見ながら設計事務所と相談して工務店にお願いしましたが、建築士の方の考えも入れてもらってスムーズにいったと思います。設計の方にも工務店の方にも満足しています。」
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── 床や造作に使った無垢材がいい飴色になってきましたね。
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「満足しています。この木の節も節無しより風合いが出てきて良かったです。この前の研究会のセミナーでオスモ塗料の塗り方も教えてもらって参考になってますよ。」
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── これから家を考えられている方に先輩達人としてアドバイスを・・・。
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「私たちの場合も課題だったんですが、家族の生活の変化を考えることだと思います。変化の形を十分説明して、話せる建築士と相談できるかだとつくづく感じています。私の場合研究会で作風の希望を聞いてもらって実際に建てられた住宅を見て選んだ建築士が良かったと思っています。」
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「私たちも含め研究会のお世話になり家を建てたOBもこれから家を建てようと考えられてる方も交えて体験談を話すことが出来るといいと思うけど・・・。」
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「研究会の楽しいセミナーで家を見たり、勉強したり、建築士に出逢ったり、気楽に参加できると思うので、今、家を建てるとか関係無く、興味が有る人はゆっくり楽しまれたら良いと思いますよ。」
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── 暮らし方研究会に一言、希望することがありますか?
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「興味を持って来ている方が今も相談しやすい雰囲気だと思うけれど、もっと相談しやすくなるように直接、設計の先生でなくてスタッフや事務局の方にでもセミナー会場で気楽に相談が出来るようにされてはいかがですか?」
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「もっともっと楽しい文化セミナー、建築セミナーを期待しています。バーベキューのあるセミナーもいいですね。この前は美味しいセミナーでしたね(笑)。」
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※玄関には陶芸をされているご主人が受賞された大皿が飾られていて、素敵な空間を演出されていました。
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── とても楽しい雰囲気でお話を聞くことが出来て嬉しく、感謝しています。貴重なご意見をいただき本当にありがとうございました。
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文・写真/安心安全委員会、高藤正道 (No.050806-1)
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